三菱電機はなぜ携帯電話事業から撤退したのか。

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ちょっと遅ればせながら、三菱電機の携帯電話事業撤退について私見をば。

いろんなメディアで、この記事が取り扱われていますが、メディアに書かれていることをまとめれば、
「今までキャリア相手に仕事をしてきたビジネスが、コンシューマー相手のビジネスになって、戦えなくなった」
とまとめられてように思えます。

三菱電機は、なぜケータイ事業から撤退するか日本のケータイ発展を支えた端末メーカーの末路 - 日経トレンディネット
三菱電機、携帯端末事業から撤退 - ケータイwatch
三菱電機、携帯端末から撤退──“D”端末は「D705i」「D705iμ」で歴史に幕 - IT media +D モバイル

近年の経済産業省主導の携帯電話購入にかかわる制度の変更により、0円が当たり前だった携帯電話購入(だけど後で電話代で”こっそり”相殺してね)というモデルが、電話機代と電話代に分けられるようになり、”電話機”を作っている企業に打撃になっている、ということのようです。

確かに、今後は機種交換費用が高くなり、電話機そのものの流通量も減るでしょう。
さらに、プラットフォームの標準化により差別化がしにくくなり、今現在負け組みにいるメーカにとっては、より一層の厳しい環境になる、ってことなんでしょう。

でも、本当にそうですか?。

結局のところ、日本のメーカーが魅力ある製品を作っていない。これに尽きるのではないでしょうか。
魅力がないから売れない。シンプルですよね。

開発費が高くなる一方で端末価格は低下の傾向で、環境としては厳しいのはわかります。
でも、その制約の中でも良い製品は作れる、と思いませんか?。

操作性ひとつとってみても、悪い端末が多すぎ。UIもわかりにくいし、スピードも遅い。
また、本当にマーケティングしているの?って思えるような商品が多いし、逆に”全部入り”なんていいながら、実は全部入ってない端末もあったりする始末。

三菱は撤退をきめてしまったようなので、仕方ないとしても、今残っているメーカーの人は今一度「顧客志向」という原点に立ち返った製品開発をしてほしい。キャリアの言いなりではなく、メーカーが直接消費者に意見を聞いて欲しい端末の提供をしてほしい。

そんなことを切に願う今日この頃です。

p.s.
こんなことを書いていたら、今日の読売新聞で、ソニーエリクソンがDoCoMo向けの開発を大幅に見直し、906iを最後に、新規の開発からは撤退するようですね。携帯メーカーにとって、激動の年始まりなんでしょうね。

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このページは、ごめごめが2008年3月18日 00:16に書いたブログ記事です。

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