シンドラーの事故のニュースを見て

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シンドラーのエレベータ事故のニュースを見るたびに、製造者の責任とは何なのか、ということを考えさせられます。

ニュースを見る限り、6/15現在、シンドラーの見解は

「保守会社が適切な保守を実施していなかったためにおきた事故」
と考えているようです。

確かに、ニュースを見る限り、悲しい事故が起きてしまったエレベータの保守をしていた会社が適切な保守を実施していなかったと言われていますが、本当にそれだけが原因でしょうか。

製造者の責任は、

動くものを提供する

だけでなく、

ヒューマンエラーを最小限にしたメンテナンスができる仕組みづくり(=継続的な利用を保証する仕組み作り)

が社会の一員としての責任だと思うのです。
仕組みづくりというのは、ハードウェアだけでなく、制度やサービスなどのソフトウェアも含んだものとして。
それができないのに、販売するだけ、もしくは、ほかの保守会社に仕事をもっていかれたら後は知らない、となってしまっては、モノつくりをしている人々としては二流以下なのではないでしょうか。

そういう意味で、今回のシンドラー社の対応は、私の個人的な意見ですが製造物を世の中に提供している企業としては、やってはいけない対応をしてしまっているように見えます。

係争などのリスクを加味すれば、あのような対応もあったのかもしれませんが、”製造業が機関産業の日本の国の一員”として、また、”自分もモノつくりをしている一員”として、あのような対応が今後のスタンダードになっていくと思うと、ゾッとします。

モノつくりを生業にしているかた。

ぜひ、よい機会なので、今一度世の中に提供している自分のサービスとは何なのか、を考えてみてはいかがでしょうか。

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このページは、ごめごめが2006年6月15日 22:58に書いたブログ記事です。

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